院長の上村です。
Loma Linda Universityインプラント科での学びの中で、
特に印象に残っているのが、補綴科・歯周病科との合同ケースプレゼンテーションです。
毎週火曜日の午後には、各レジデントが自分の担当した症例について、
初診時からどのように診査・診断を行い、どのような治療計画を立て、実際の治療をどのように進めてきたのか
を発表する時間が設けられていました。
このケースプレゼンテーションは全員が定期的に担当することになっており、
およそ3か月に1度のペースで必ず自分の順番が回ってきます。
準備には相応の時間と労力が必要で、
日々の診療とは別に、症例を深く振り返る貴重な機会でもありました。
プレゼンテーションで最も重要とされていたのは、
**「審査・診断」と「治療計画」**です。
単に
「このように治療しました」
という結果報告ではなく、
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初診時にどのような情報を得たのか
-
その情報から何を読み取り、どのような問題点を整理したのか
-
複数ある治療選択肢の中で、なぜその計画を選んだのか
を、論理的に説明できることが求められました。
この合同ケースプレゼンテーションは、
自分の考えを客観的に見直す機会であると同時に、
「なぜこの治療を選んだのか」を常に意識する姿勢を身につける、
非常に密度の高い学びの時間だったと感じています。






