第2回 アメリカ・Loma Linda Universityで学んだインプラント教育 |Loma Linda Universityインプラント科での日々の学び

院長の上村です。

前回は、私がアメリカへ留学し、
Loma Linda University 歯学部のインプラント科で学んでいたことをご紹介しました。

今回は、そこで実際にどのようなことをして学んでいたのかをお話しします。

このプログラムは、世界各国から応募がある中で、毎年3名のみが選ばれる少人数のプログラムです。
臨床経験や学術的背景、推薦状などを含む厳正な審査を経て選ばれた歯科医師のみが在籍し、3年間にわたり、インプラント治療を体系的かつ集中的に学びます。そのため、日々の学びはとても密度の高いものでした。

プログラムでは、まず実際の患者さんを担当し、診査・診断から治療計画を立てることから始まります。
その上で、関連する論文を読み「なぜその治療を選ぶのか」を自分なりに整理します。

次に、その考えを指導医や他のレジデントとディスカッションし、
さまざまな視点から意見を交わします。
必要に応じて治療計画を見直し、より良い方法を考えていきます。

また、臨床だけでなく、研究活動にも取り組み
データの見方や、根拠をもとに考える姿勢を学びました。

こうした流れを繰り返すことで、
治療を「経験だけ」で行うのではなく、
理由と根拠を大切にする考え方が身についたと感じています。

現在の診療でも、この学びを活かし、
患者さんに分かりやすく説明しながら治療を進めることを心がけています。

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